「ピンクシャツデー」運動をご存知ですか。ピンクシャツデーは、2007年、カナダの学生たちの行動によって生まれ、世界に広がった「いじめ反対」の意思表示をする活動です。毎年、2月の最終週の水曜日に、ピンクシャツを着たりピンク色のものを身につけたりすることで「いじめ反対」の意思を表示します。現在は約180の国や地域に広がり、世界的キャンペーンの一つとなっています。

　本校では、昨年度からこの活動を行っています。中学校生徒会が主体となり、ピンクシャツデーを含む一週間を「KBG　Pink Shirt Week」として、さまざまな活動をしています。スタートとなる２０日は、生徒会役員とカナダ出身の副校長先生が協力して作成したアニメーション動画を用いて「ピンクシャツデー」について学びました。また、全校児童生徒と先生方１人１人が、折り紙でピンクシャツを作成し、そこに「いじめ反対」の思いを書き込みました。（これらは、ガーランドとなってギャラリーを飾る予定です）

　ピンクシャツウィーク期間中は、給食にもピンクメニューが登場します。給食担当の先生や調理員さんが力を合わせ、思いを込めて作ってくださいます。ちなみに、２０日はピンクスープ、２１日はピンクいちごムースが登場しました。思いの伝わる温かい味で、おいしかったです。

　さて、今年度のピンクシャツウィークの活動は、ご家庭にも協力していただき、さらに広げていきます。その内容は、後日ご紹介します。