自分の手で作り上げた橋が何キロの重さに耐えられるか？

今年も小学6年生と中学3年生がITの授業で耐荷重コンテストに挑戦しました。
本校オリジナルコンテスト、その名も「箸で橋つくり　耐荷重コンテスト」。割り箸を使って橋を作り、その橋がどれだけの重さに耐えられるかを競うものです。もともとは全国の建築学部のある高専で盛んに行われているプログラムです。今回も、この取組を小中学校レベルにアレンジして実施し、子どもたちの創造力や探究心を最大限に引き出す授業として行いました。

校内の大会に向け、各チーム、橋の構造を計算しながら探究的な学びを進め、本番当日を迎えました。大会では、各チームが制作した橋にバケツをぶら下げ、そのバケツに水を入れていきました。橋が折れないギリギリまでバケツに水を入れ、何キロの水に耐えるのかを競いました。水の量が増えたり、橋がきしむたびに歓声が上がっていました。総合得点では各班のプレゼンテ一ションや橋の美しさの芸術点も含まれました。優勝チームはなんと9㎏120gの重さまで耐えることができました。

子どもたちが作り上げた橋は、今年も私たちが思っている以上に強く、創造的なものになりました。創造力、協働力、問題解決力、探究心を育む貴重な学習となりました。