「自らの生き方を主体的に考える」をテーマに進めている中学2年生のキャリア学習。6月・7月は「働くこと」や「生き方」についてご講話をいただいています。４回目は、そのご活躍が世界から注目され、多くのメディアにも取り上げられている杉本真樹医師のお話をオンラインで伺いました。

「超える」をキーワードに、ＶＲ技術を活用して医療現場に革命を起こされたお話や、杉本先生の原動力となっている「人間が好き」という思い、世界に認められた開発医療技術の価値を、次はいかに社会に還元できるかという未来への使命も熱く語ってくださいました。

「医療の安全は医師の安心から生まれる。」「情報を得たら、その中から『これは』と思ったことを経験する。学習は経験である。」「自分だけが楽しいのではなく、まわりの人と一緒に楽しいと思えることを追求する。」など、多くの指針となる言葉をいただきました。生徒からは「自分にとって一番いい場所に価値を還元できるような、人の役に立てるようなことをしたい」「先生がおっしゃった『医者のいらない世界』も見てみたい。」などの感想がありました。常に人への思いをもって医療技術の進化を追求なさっている杉本先生の生き方に、多くの刺激をいただく貴重な時間となりました。