オンラインでの開催となった6月の授業参観。中学2年生は「人間の子は人間と言えるか」と問いかける道徳の授業を行いました。多くの人との関りの中で成長してきた（していく）自分の姿に気付くことを通して、命の大切さを見つめる授業です。

最初は「言える」と答えた生徒が多かったですが、授業が進むにつれ、「言えない」と変化する生徒も。最後の問いは「あなたは、どうやって『あなた』になりましたか。」
難しい問いですが、それぞれの言葉で思いをまとめました。

「私は『私』を創るために生まれた。いろいろな人との関りが『私』を創る」「『自分』という存在はすごい。つながりのよさがもっと分かり、人を大切にしたいと思った。」「『自分』とは何だろうと考える貴重な時間となった。」「誰かをいじめる人や命を奪う人の気持ちが本当にわからなくなった。」「親にとっての子どものかけがえのなさがわかった。」「今日も命の大切さを思い、これからも大切に生きていこうと思った。」自他の命への尊い思いを、これからも持ち続けてほしいと願います。