6月、本校ではいのちを見つめる強調月間に取り組みました。 月間の最後、6月29日に佐世保空襲を通して、平和について学びました。

中学校1年生は、慰霊塔に行き、犠牲者の名前が彫られた慰霊碑を目の当たりにすることで、佐世保の地で空襲が実際に起こった過去を胸に刻みました。
中学校2年生は、事前に学習した内容をさらに広げ、「無窮洞」ができた背景や経緯を知り、当時の方々の必死な生き方や学ぶ姿勢に圧倒させられました。
中学校3年生の授業では、担任が経験者から語り継がれた体験談を話しました。それを聞いた生徒は、思いや考えを感想用紙に綴りながら、これからの生き方について考えを深めることができました。

各学年でそれぞれの学びを終えた後、10時のサイレンに合わせ、黙祷を行いました。
私たちが生きていく世界の平和を願うだけでなく、自分たちの次の世代に平和を受け継ぐ役目を背負っていることを強く感じた1日となりました。