キャリア学習の第４回目は、長崎国際大学国際観光学科を第１期生として卒業され、現在、ホテルや旅館のコンサルティングをされている林田様に来ていただき、自分の仕事の内容や仕事に対する想い、マナーや相手に対する心遣いについて話をしていただきました。

まずは、ルールとマナーの違いから考えました。グループでそれぞれ話し合い、意見を出し合いました。ルールは、破ると罰則を伴うが、マナーは破っても罰則はない。しかし、相手を思いやってする行動のことであることを学びました。生徒たちは、これまで自分たちが受けてきた接客の中にもマナーがあったことを実感していました。

それから、具体的な例を出しながらマナーについて考えました。例えば、ホテルの中で自分に背を向けて何かを探しているお客様にホテルマンとして声をかけるなら、どのような対応をとるかという場面を設定し、グループでお互い実践しながら考えました。ここでは、まずお客様の視界に入ってから声をかけるなど、まさに相手を思いやった行動を教えていただきました。

林田様には、９月にも２回目のマナー講座を開いていただきます。今回のマナー講座を受けて、マナーの重要性を知り、もっと深く学びたいと生徒は意欲を高めています。マナーは、周りの人たちと気持ちよく過ごせる手段であることを今後も意識しながら、生活してほしいと思います。