中学2年生のキャリア学習の一環として、長崎県看護協会の事業の「看護の出前授業」を実施いたしました。

共済病院から助産師の青木さんを講師に迎え、男女の違いや生命誕生の神秘、性感染症などについてお話しいただきました。生徒は自他の命を大切にし、尊重する思いを改めてもつことができました。

また、週数別の胎児人形を手にする体験もしました。大きさと重さを実際に感じ、「私が生まれたときはこのくらいの大きさだった」と母親から聞いたことを話す生徒もいました。生まれてきたことのすばらしさを考えるいい機会になりました。

さらに、妊婦体験も全員でさせていただきました。「重い」「腰が痛い」「靴下がはけない」などの声があがり、妊娠中の大変さを実感しました。

青木さんと一緒にご来校くださった森口さんと山下さんにも「助産師の仕事」についてお話をしていただき、助産師への道、仕事での苦労と喜びなど、医療現場の生の声を伺いました。

働くことの意義だけでなく、生まれてきたことの奇跡を思い、親への感謝を改めて抱くよい機会となりました。